
「漆喰と木の室」No.51となる、villaTAGA103号室。この部屋は「自然素材に住まう」という意味では、最上位機種であるかもしれません。杉材は、手前と奥で2種類が用いられています。手間は、お風呂やキッチンがあるので、亜麻仁油を塗りましたが、奥の居間は、自然乾燥材なので、思い切って無塗装のままにしています。さらには、窓の両側には、なんと竹下地の土壁塗りです。昔の蔵の荒壁と同じやりかたですので、土と藁以外なにも入っていません。粘土がいいので、カチカチです。そしてバキバキです。左右同じように塗っても割れの模様は同じになりません。違いを楽しんでください。
キッチン:アルミシワシワ仕上げ
ガラス障子戸は、奥と手前の空間を仕切る場所にも移設できる。(引戸として開閉可)

神来土(日田)の土壁日々ヒビ仕上げ。

この部屋には、三種類のタイル貼りがあります。考えようによっては、今の賃貸には絶対にない贅沢な仕上げ材かもしれません。
天井はマユの内側のような漆喰中塗り材による「コクーン仕上げ」
奥の床は、無塗装の杉材、手前の床は、八女の製材所、八女流の「リノベいたー」。
右手に置かれているスツールは、この製材工場で発生した「背板」からつくられた背板スツール。ひとつの杉材から、商品材、チップ材という運命の異なる材が生まれ、神の手(アダム計画)ならぬ人の手によって、再びここに居合わせています。
